訴訟において、Googleマップやストリートビュー、Webサイトの画面などを証拠として提出する場面が少なくありません。これまでは、スクリーンショットを撮影した後に画像編集ソフト等へ貼り付け、手作業で画像ファイルとして保存するという面倒な作業を繰り返していました。
また、AIを実務に活用する中で、画面のスクリーンショットをAIのチャット欄に貼り付けて「この後どう操作すれば良いか」を尋ねたり、表示された英語のエラーメッセージの意味を聞いたりする機会が増えています。 撮影した画像をチャット欄に直接貼り付けることも可能ですが、複数枚の画像をまとめて提示したい場合、いちいち「撮影しては貼り付ける」という往復作業を必要な回数分こなさなければなりませんでした。
そこで、スクリーンショットを撮影したら自動でダウンロードフォルダに保存する、常駐型のアプリを作成しました。
何をしたか
PrintScreen キーで画面を切り取った際、自動的にPNGファイルとしてダウンロードフォルダへ保存する常駐アプリを作成しました。
ここが便利です
- 証拠化・ファイル化の自動化: 画像ソフトを起動して保存する手間が省け、連続してスクリーンショットを撮影できます。
- AIへの複数画像の一括アップロード: 保存された複数ファイルをまとめてAIにドラッグ&ドロップできるため、プロンプト入力がスムーズになります。
- ファイル名の自動付与: ダウンロードフォルダに「SS_YYYY.MM.DD_HHMMSS.png」という規則的な名前で保存されます(SSはスクリーンショットの意味です。西暦.月.日 時間.分.秒という並びです。秒まで指定しているのはファイル名の重複を避けるためです)。
導入方法
まず、次のzipファイルをダウンロードして、PC内の任意の場所へ解凍してください。
zipファイルを解凍すると、ScreenshotTraySaver フォルダが展開されます。主に使うのは次のファイルです。
- 通常起動:
Start-ScreenshotTraySaver.vbs - 補助ランチャー:
Start-ScreenshotTraySaver.cmd - スタートアップ登録:
Install-Startup.cmd - スタートアップ解除:
Remove-Startup.cmd
PC起動時に常に有効にしたい場合は、Install-Startup.cmd を実行するとスタートアップ登録できます。不要になったら Remove-Startup.cmd で解除できます。
日々の使い方
Start-ScreenshotTraySaver.vbsを実行してアプリを常駐させます。- 常駐中に
PrintScreenキーを押します。 - 必要な範囲を切り取ります。
- 自動でダウンロードフォルダにPNGファイルが保存されます。
なお、Altキー+PrintScreenキーでアクティブウインドウ全体のスクリーンショットを撮った場合も、ダウンロードフォルダにPNGファイルが保存されます。
注意点
Win + Shift + Sによるスクリーンショット撮影は自動保存の対象外です。PrintScreenキー、または、Altキー+PrintScreenキーを使用してください。- アプリを終了させる場合は、タスクトレイのアイコンを右クリックして
Exitを選びます。 - 保存先はダウンロードフォルダなので、適宜事件フォルダに移す等の整理作業をしてください。
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